城ヶ崎海岸
二日目の目的は、「城ヶ崎海岸」の撮影と、「伊豆シャボテン公園」。
なんとか持ってくれていたお天気も初日のみ。二日目はバケツどころか風呂桶をひっくり返しような大雨です(/_;)。
民宿に泊まっていた、学生らしき8人のバイクツーリングの男性たちも、
残念そうに、雨天走行の準備をしています。
こんな雨じゃ撮影は一切無理だろうなと思いつつも、
ツーリングの男性たちとお互いの安全運転を祈願してから、一応「城ヶ崎海岸」へ向かうことにしました。
向かうには向かいましたが、大雨で車から出ることすら躊躇してしまいます。
当然ですが、防水対策など一切施していないカメラを外に出すことなどできません。
城ケ崎海岸は、約5000年前の大室山の噴火により流出した溶岩流が海に流れ混んでできた地形です。
小さな岬と入り江とが連なる地形をしており、海に面する箇所は、見下ろすのは絶対に怖い断崖絶壁になっています。
一番有名な観光スポットは何と言っても吊り橋!
吊り橋のある溶岩トンネルは、溶岩の表面が冷えて固まり内部の熱い溶岩が流出して空洞となったもので、
吊り橋から見下ろすと、その洞窟に押し寄せる波の迫力に足もすくみます。
富戸港から伊豆海洋公園まで約3kmのピクニカルコースと、蓮着寺から八幡野港まで約9kmの自然研究路が海岸に沿って整備されていて、初心者でも気軽に歩けるハイキングコースになっていますが、どしゃぶりの中歩くこともできず、今回の旅では断念しました。


高所恐怖症の私は、この吊り橋を渡るたびに半べそになります(-_-;)。
問い合わせ先 | 伊東観光協会 〒414-0002 静岡県伊東市湯川1-8-3 TEL:0557-37-6105 |
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公式HP | http://www.itospa.com/index.html |
伊豆シャボテン公園でナンパ
突然ですが、私はサボテンを愛しています(笑)。
自分の身は自分で守る!という姿勢がよいですね。
少ない水でも大丈夫という、危機管理体制がしっかりしていてよいですね。
というわけで、「伊豆シャボテン公園」へ向かいます。
伊豆シャボテン公園は、大室山の中腹にあるんですよね。
そんなに高い山ではないのに、登れば登るほど霧が深くなって行く...
妖しいよートワイライトゾーンだよーっと思いながら、車を走らせることしばし。
(頭の中は、「世にも奇妙な物語」のテーマ曲がエンドレス)
こちらには動物園もあるのですが、そちらの興味はありません。
子供連れでお出かけの方には楽しめるかと思います。
というよりも、今日の場合は、この大雨の中、野外を歩く気にはなれません。
では目的は?というと、もちろんサボテン!
猪突猛進という感じでサボテンのある温室を目指します。
いやぁ〜癒されますねぇ〜
サボテンで癒される人も珍しいと思うけれど、なんていうのかなぁ〜勇気が湧くんですよね、サボテン見てると。
じっくりゆっくり時間をかけてサボテンを見て回ります。
伊豆シャボテン公園には、100年選手の金鯱がたくさん居て、
個人的にとても興奮してしまいます。(^_^;)
楊枝と見まごうばかりの太さに堅さ、指に刺したら間違いなく出血する棘がお好みです。

今回の旅行にはもうひとつ目的がありました。
それは
ナンパーっ!!(爆笑)
そうです。サボテンをナンパするのです。そして我が家に連れて帰って、家族の一員にする。
これもひとり旅の醍醐味だなと思いました。
サボテンの好きな人もそうそういないので、
いつも、時間をかけてゆっくり見て回ることなどできなかったのです。
今日は誰に気兼ねすることなく、ゆっくりナンパすることができます!
私の愛するサボテンの品種「金鯱」は小さいのがすでにいるので、
金鯱の大きい子をナンパしようと思っていたのですが、
西部劇に出てくるようなサボテンがいました。
片手しかないのだけれど、その片手を、「Hi!」って感じで上げている、やけに陽気はヤツがいました。
品種は「龍神木」と言うそうですが、かなりアメリカンなヤツです。
すっかりこの子に目を奪われてしまい、この子をナンパすることに決定。
名前も「ボギー」と決め、新しい同居人が決まりました。

ただ、外は大雨なのを忘れていて・・・車に運ぶのに難儀しました。(馬鹿な私)
問い合わせ先 | 伊豆シャボテン公園・伊豆ぐらんぱる公園 〒413-0231 静岡県伊東市富戸1317-13 TEL:0558-32-0290 |
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公式HP | http//www.shaboten.co.jp/ |
そりゃ呑めませんね
行きはひとりの旅でしたが、今はボギーと一緒。ほくほくしながら運転します。
ただでさえ天気が悪い上に、すっかり日も暮れてしまっています。
「家に帰るまでが遠足です。」と小学校の先生に教わりましたから、慎重に運転して帰ることにしましょう。
ドライブ旅行なので当然ですが、電車で行かれた方は是非お立ち寄りください。
「伊豆高原ビール本店」です。
醸造所を眺めながら呑むビールはきっと美味しいことと思います。
地ビールですから、旅館やペンションなどでも置いているところが多く、もちろん美味しいですよ!
ビールだけでなく漁師めしも味わえるとあって、旅行最後の食事はこちらで頂いたのですが、
やはりビールが呑めないのが残念でした。
ファーストフード店ならまだしも、ひとりでレストランに入るのはちょっと恥かしいなと思いましたが、実は結構いらっしゃるんですよ、ひとりのお客さん。
コアな地ビールファンの方がいらっしゃるようで、文庫本片手に地ビールを満喫している姿などを見かけました。
言うまでもありませんが、旅先だからと言って飲酒運転はもってのほかですからね!くれぐれも「呑むなら乗るな・乗るなら呑むな」です。
問い合わせ先 | 伊豆高原ビール 〒413-0231 静岡県伊東市富戸1103 TEL:0557-51-3000 |
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公式HP | http://www.izubeer.com/index.html |